2010.02.08 Monday
不景気の今こそ、休日分散を
娘の幼稚園が休みの土日だけでも思い出作りをと、できるだけ出かけるようにしている。
だが事情はどの家庭も同じとみえて、毎週毎週、土日の高速道路は大渋滞。パーキングエリアのトイレ行列に並び、遊園地の行列に並び、へとへとになって帰りの渋滞に並ぶ。
そもそも私は自営なので、子を持つ以前は、平日に旅行もテーマパークもゆったりと楽しむことができた。ただただ娘の幼稚園のためだけに、わざわざこの狂乱の土日ラッシュに飛びこむのだ。
解決しなくてはならない諸問題はあろうが、教育機関や企業が、もっと積極的に休日を分散するべきではないか。夏休みなどの長期休暇はもちろん、土曜日や日曜日に店や会社が営業しているのが当たり前のこの国では、土日が休みという概念すらも変えるべきではないだろうか。たとえば学校では学年やクラスごとに休日を違う曜日にし、親は子供と同じ曜日を休日にできるようにする、など。
渋滞がなくなれば、深刻化しているCO2の排出減少につながるし、平日は閑散としている観光地の恒常収入も上がる。積極的に旅行をしようという家族も増え、消費も増える。ひいては日本全体の景気対策として期待できるのではないだろうか。